仕事の原点について

『大切な人を救いたい』 

この想いからすべてがはじまりました。

 

学生時代、ペンションのアルバイトをしました。

そこは初めてペンション経営する27歳の雇われオーナーで新婚夫婦。

 

東京で脱サラし若い頃から夢だったペンション経営の第一歩。

 

一流のおもてなし、料理を目指していたオーナー夫婦。理想をカタチにするため試行錯誤の日々。オーナーはお客様にも愛されリピーターが続出。

 

満面の笑みに面倒見もよく、見ず知らずの私を家族のようにとても可愛がってくれました。

 

子供ができ家族が増え、2年後に独立して念願のペンションオーナーに。

 

それから約10年後・・・

 

ふと、『オーナーたち元氣にしているかな』と、ネットをみると

 

そこには、閉館の文字が・・・

 

『なぜ?』と、色々調べると、オーナーのブログを発見。

 

そこには、「ガン」の2文字が。

 

しかも、余命2ヶ月

 

ショックでした・・・

 

すぐに電話すると、『遅せえよ~笑』と突っ込まれた。

当時、何もできず、ただ話を聞くだけが精いっぱい。

 

実際、東京まで会いにも行きましたが、変わらず満面の笑みで迎えてくれた。

会話の中で『しんどい日もあるけどなんとか生きてる』『まさか自分がガンになるとは』とやり場のない思いも。

 

オーナーは完治を目指し、色々調べて、西洋医学以外も実践。その努力の甲斐あって余命2カ月から闘病3年でガンを克服。

 

そして、『この人を絶対に死なせない』という想いから、克服した方法で開店。第二の人生をスタート。稼働率100%超えでキャンセル待ちの大繁盛店に。

 

しかし、2年後・・・

 

再発し、これまでの時間を奪うかのように、みるみる体調が悪化。

 

 『もう一度、復帰するから待ってて・・・』

と、お店の再開に向けて療養するも

 

道半ばで、家族を残したまま帰らぬ人に。

 

オーナーは言った。『築きあげた10年間の生活。一瞬にして全てを失った』と。でも、何度も這い上がって完全復活を目指していた。

どん底に落ちても、思い通りにならなくても、恐怖心があっても、社会復帰と自分の夢を叶えるため何度も這い上がっていました。

 

医者から『1年は絶対に無理です』とハッキリ言われ、医学上「5年生存率0%」

でも、余命宣告から5年経っても生きたのです。

 

『自分がなぜ病気に・・・』と落胆したり、できることができなくなったり、未来に絶望したり、衝動に駆られたり、大切な人を傷つけ後悔したり、病気の自分を責め、恨んだり、情けなくなったり、夢をあきらめることも。

 

それでも、何度も這いあがったのです。

 

昨日まで元氣だった人が病気をきっかけに人生が狂いだす姿。

 

社会の活動、夢に挑戦中、道半ばで帰らぬ人、大切な人を失うことを目の当たりにしたからです。

 

これが私の原点です。

 

『治らないと言われる病気をやめる。その可能性を追求』

道半ばの大切な知人たちをガンで亡くし、『大切な人を失いたくない』『大切な人を救いたい』想いから

「病気をやめる可能性がある方法は何かないか?」

「人の可能性を広げる方法は何があるか?」

と追求してきました。

 

この業界に入った頃、早く経験を積みたかった。けど、求人先がほとんどない状況でした。

しかし、求人募集をみつけ、即座に電話し就職した。実際、現場で働くとマッサージという名の揉みほぐすだけの所でした。自分の思いとは違い3カ月で退職。

 

次の就職先は、東洋医学の方法で健康サポートする場所でした。そこでたくさんの東洋医学の真髄について学びました。

 

間もなくして分院長になり経験を積ませて頂きました。

しかし、自分の力不足で、思い通りの健康サポートができず、『もう無理だ…』と逃げるように退職。

 

次の就職先は求人内容をみて『もっと経験値を積める』と思い選びました。

しかし、実際は長い時間揉みほぐすだけの所で、健康サポートをするための技術・知識が弱い。

 

『もっと成長するには・・・』と考え、県外に出ることを決意。

 

大阪で修業しました。そこでは、さらなる新しい技術、知識が深まり、筋肉、骨格系のケアから、内臓、神経、精神系のケア、女性特有のお悩みのケアまでたくさんの経験を積ませて頂きました。

 

そちらで約3年、経験を積ませて頂き、「念願の独立しよう」と広島に帰郷。

 

たくさんの方を拝見させて頂き疑問に思っていたことがありました。『この方法で身体ケアすると、なんらかの変化がでるのに、どうして変化しないのだろう?』

 

その疑問が、あるセミナーを受けた時、晴れました。

『心の健康状態が身体の健康状態をつくること』を知りました。

 

なので、心理的アプローチを学び、心理カウンセリングを通して、健康サポートできるようになりました。

 

そして、そもそも人は『なぜ、病気になる』『本来、戻る場所はどこだろう』と疑問に思い、考えていました。

するとある時、閃いたのが『生まれ持った体質なのでは?』と。

 

そこから運勢学を勉強すると『なぜ、人が病気になるのか?』『こういう運勢の時に人は病気になる傾向がある』『生まれ持った体質があって、だから、こんな病気になるのか』などに氣づきました。

それと同時に風水学も勉強すると、『なるほど、こういう家だから病気になるのか』と氣づきました。

 

このように、各々の専門分野から健康サポートをしていても「健康になれない人、むしろ悪化する人」もでてきました。『なぜだろう?』と考えると、その原因に『健康になる目的がない』人でした。

「健康になる目的」「人生の目的」がない、「正しい目的の持ち方」ができていないために病気を維持、継続していたのです。なので、病気をやめて、健康になるには、そこが重要だと氣づいたのです。

  

世の中には西洋医学や他の方法をしても思い通りにいかず健康問題が維持・継続し、夢に挑戦できず苦しんでいる人がたくさんいると思います。

また、その人の周りには大切な家族、友人、仲間などがいるかもしれません。

その人がその大切な方たちと生涯、一緒に喜びあえる人生をつくりたいです。

まだ人の可能性、健康を探究していきます。

まだ、健康になるための方法、可能性を広げる方法はたくさんあると思っています。

 

あなたの悩みを聞かせて頂けますか?

地域NO1を目指し、地域の健康を支え、ご縁がある方を”家族”だと思ってサポートしています。

 

まだまだ未熟者ですが、何らかのお手伝いができれば思っています。

 

長々と読んで頂きありがとうございました。

 

中友大介


ルミト鍼灸整骨院 代表

 中友大介