ガンと免疫力の関係について

ガンで免疫力が健全化する身体づくりしていますか？

ガンと免疫力は関係します。

何らかのきっかけで免疫力が低下するとガンが増殖します。

そのため、本来の免疫機能が働く身体づくりをして免疫力を健全化しガンをやめる健康サポートが大切になります。

ガンと免疫力の関係とは

健康な人でも体内に毎日数千個のガン細胞ができています。しかし、発生したガン細胞は免疫細胞の働きによって退治されています。

免疫とは病気から逃れるシステムのことです。そして、身体に侵入した病原菌やガン細胞などを攻撃、異物を排除し無害な状態に変え身体を正常な状態に維持する力を｢免疫力｣と言います。

ガン細胞を攻撃する主な免疫細胞には｢キラーＴ細胞｣と｢ナチュラルキラー細胞｣があります。

キラーT細胞は他の細胞の指示を受けてガン細胞を強力に破壊する働きがあり、ナチュラルキラー細胞は単独でガン細胞を攻撃する働きがあります。

これらの細胞が正常に働くような免疫力が強い状態でいることでガン細胞の増殖を抑えることができます。

しかし、何らかのきっかけで免疫細胞の働きが弱くなると免疫力が低下しガン細胞が維持、増殖する状態になります。

ある実験で『放射線治療や抗がん剤治療を受けたガン患者を対象に「免疫力の良好な状態」と「免疫力が低下した状態」のグループに分け比較すると、同じ治療を行っても免疫力が低下した状態のガン患者のほうが、ガンが増殖しやすい結果がでた』ことからもいえます。

そのため、本来の免疫機能が働く身体づくりをして免疫力を低下を防ぎ、免疫力の健全化する健康サポートが必要になります。 

免疫力を健全化する身体づくりは？

本来の免疫機能が働く身体づくりをして免疫力を健全化するには「腸内環境」「栄養」「体温」「身体システム」などをケアすることが必要です。

◉腸内環境

免疫の多くは腸にあります。実に身体の免疫力の約70％は腸が占めています。
そのため腸内環境のバランスをとることで免疫力の低下を防ぐことができます。腸内環境のバランスをとるにはヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品などです。

◉栄養

栄養不足になると免疫力が健全化できません。そのため肉、魚、白米、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、アーモンド、みそ、ヨーグルト、わかめ、ひじき、みかん、バナナ、オレンジなどのようなタンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど栄養をとり栄養不足解消を防ぎ、免疫力を健全化できる状態が大切です。

◉体温

身体の冷えで免疫力が低下します。免疫力が正常に保たれる体温は36.7℃になります。体温が1℃下がると免疫力が約30％低下します。そのため、冷えを防ぐ環境や足湯などして身体の冷えを防ぎ、体温を維持することが大切です。

◉身体システム

胃腸、肝臓、肺などの内臓は栄養吸収、解毒作用、酸素吸引などの本来の身体機能の働きがあります。これらの身体システムのエラーが起きていると免疫力が低下します。

そのため、身体システムが健全化するように身体の歪みや内臓ケアなどで身体づくりをすることが大切です。

このようにガンは免疫力が低下すると維持・継続するので、免疫力が発揮できる身体づくりをしてガンをやめる健康サポートに取り組むことが大切になります。

本来の免疫機能が働く身体づくりできていますか？